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ドイツのポテトチップスを食べ比べ

 ドイツのポテトチップスが大好きだ。袋を開けた瞬間の匂い、上部までしっかりチップスが詰まってる充足感、しっかりした味わい…。う〜ん、どれをとっても私の嗜好に合いすぎる。

 

あまりにも好きすぎて、ドイツ情報たっぷりのフリーペーパー「NIPPONip」で、ポテトチップスの食べ比べを行なった。ドイツの定番ブランドや、人気Youtuberがじゃがいもの品種から切り方、作り方などすべてにこだわり作り上げた新ブランド、はたまたドイツでもすっかりおなじみとなった海外チップスなどをラインナップ。総勢12種類を一挙に開けると、なかなかに壮観! いっぺんにこんないろんな種類が味わえるなんて幸せすぎる!

 

気になるお味は、「NIPPONip」サイト内で、本誌を読めるので、ぜひこちらへ〜。またサイト内のブログでは、ドイツのチップス史を語るに欠かせない人物“ミスターチップス”を紹介、定番ブランド“Lorenz”のFablikladenに出かけた模様も! リサーチから原稿書き、校正まで、仕事にかこつけて、この期間はいつも以上にチップスを食べてたなぁ。

 

 

 

【今日のドイツ語】

「Chips vergleichen(チップス フェアグライヒェン)」

我が家で、スナック好きの友人とともに、「Chips vergleichen(チップスの食べ比べ)」を実施。普段は1種類ずつしか食べないので、いっぺんに味わうことで、それぞれの特徴がよくわかる!と盛り上がった。その日、学校から帰宅した子供達にも食べ比べてもらったところ、娘の感想が的を射ていて、大いに参考にさせてもらった。息子は、「からかった」など、8歳らしい感想にとどまった(笑)。


ドイツ語とのふれあい度 ★★★☆☆

author:コッスィ〜, category:食べ物のこと, 00:00
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娘とのデートが…

 冬休み、春休み…など長期休暇になると、娘と1日デートがお決まりになっている。秋休みは、カフェでパンケーキを食べながら、「いつまでこんなふうに一緒にカフェ行けるんだろうねぇ」と言ったら、「16歳くらいかな♪」とにっこり返されてしまった。いやいや「ずっとだよ」という答えを期待してたんですが(苦笑)。

 

あと4年か…と思いつつ、冬休みも懲りずにデート。が、最近コロナ規制が厳しくなり、映画館や劇場、レストラン、小売店(スーパーなど生活必需品を扱う店は除く)などに入るには、2G(ワクチン接種済or回復済)ルールが適用に。今までは、子供は、学校で行う抗原検査の陰性結果を記したTestheftを掲示すればよかったが、お店によって、大人同様、子供にも2Gルールが課されるようになった。娘と洋服を見たり、カフェでお茶したりしたかったのに、どこも無理(娘は予防接種を申し込んでるが、順番待ち中)。ただ、レストランは、子供は免除されていたので、久々二人っきりのランチにありつくことができた。ふぅ。

 

しかし今日。去りゆく冬休みを惜しんで、娘といつものパン屋にふらりと行ったら、まさかの2Gルール適用でイートインできず(学校が開始しTestheftがあれば入れるらしい)。お店の人に「規則だからごめんね。外で食べることはできるよ!」と言われたが、気温3度の寒さの中、テラス席に座る勇気もなく、とぼとぼお持ち帰りに。ま、別に家でも娘とおしゃべりはできるのだが、お店でゆっくり特別な時間を過ごしたかったのだ。もう、がっかりが止まらない。

 

これから、2G+(ワクチン接種済or回復済み+陰性証明 ※ブースター接種者は陰性証明なしでOK)と、さらに厳しいルールになるし、気軽にお店に入るのが難しくなるなぁ。コロナ禍で、一時帰国も旅行もずっと我慢してるのに、こんなささやかな楽しみまで奪われるなんて…。つい、どんより冬の天気のせいもあいまって、ネガティブになってしまうが、春になれば、テイクアウトして外でまったり過ごすこともできるし、もうちょっとの辛抱だわっっ。乗り切る!!!

 

 

【今日のドイツ語】
「So eine Enttäuschung!」

「Enttäuschung」は、「失望、がっかりさせるもの」のことで、上記の文は、さしずめ「まったくがっかりだよ!」といったところ。そういえば、日本食大好きなドイツ人の友達が、旅先でラーメン屋さんに入ったが、期待はずれで、「Das Ramen Restaurant war allerdings eher eine Enttäuschung(しかしラーメン店にはがっかりした)」と言っていた。フランクフルトのラーメン屋さんのレベルの高さを痛感したそうだ(笑)。


ドイツ語とのふれあい度 ★★★★☆

author:コッスィ〜, category:コドモのこと, 23:00
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2021年も恒例の歌番組で年越し

 大晦日。天ぷらと年越し蕎麦をいただくと、誰からともなく、テレビのチャンネルを合わせる。そう、ドイツの年越し恒例歌番組に! 昨年は、残念ながら無観客での開催だったが、今年は、人数制限をするなど規則にのっとり有観客で開催! 相変わらずのベタなドイツソングを皮切りに、欧米のヒットソングあり、マジックあり、占いあり、エンターテインメント要素てんこもり。大人はそれぞれ用事をしつつ、娘はかぶりつきで、そして歌番組に興味のない息子も、Legoをしながら、マジックなどに釘付けになっている。

 

勝手に我が家では、「ドイツ版紅白」の位置付けで見ているのだが、ドイツの大晦日の“紅白”的恒例番組といえば、1963年イギリス制作のコメディードラマ『Dinner for One』。90歳の誕生日ディナーを開いた女主人のため、そこには存在しない(!)ゲストをもてなし、会を切り盛りする執事の物語。約10分という短いお話だが、古典的なギャグや皮肉めいたセリフの応酬でなかなか見入ってしまう内容。ただ、我が家はやはり、『Silvester Show』を見てしまうのだろうなぁ。

 

 

 

【今日のドイツ語】
「üblich、gebräuchlich、gewöhnlich」

「恒例の」という意味。ちなみにドイツの大晦日恒例の夕食といえば、ラクレット。年末息子が友達の家に遊びに行ったときも、ラクレットをごちそうになってきた。普段遊びに行くと、パスタやクレープ、パンとチーズだったりするけど、さすがに年末は違う! 特別なおもてなしを受けたみたいで、息子嬉しそうだった(笑)。


ドイツ語とのふれあい度 ★★★★☆

author:コッスィ〜, category:日常のこと, 00:00
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オンライン面会

 母が無事介護施設に入所した。コロナ禍で、病院から施設への移動は、家族と一緒ではなく専用タクシーで。妹は、病院と自宅で少し母に会えたが、なにせ時間がなく、話らしい話もできなかったという。

 

しばらく物悲しい気持ちが続いていたが、病院とは違って、電話やオンライン面会ができることを思い出す。今までは、妹を通してしか、母の様子がわからなかったけど、自分で直にコンタクトをとれるのは大きい!

 

まず手始めに電話をかけた。国際電話、昨今はとても聞きやすくなったけど、この日は遠かった。電話を取り次いでくれる施設の人の声がぎりぎり聞こえるくらいなので、母に代わっても、やはり聞こえづらく、しかも耳の遠い母は「はっ?」のオンパレード。とりあえず元気そうな声が聞けただけでよしとする。

 

そして後日気を取り直して、オンライン面会!スカイプで少し手間取ったが、パソコン画面に母の顔が映った!!なんか笑っている!電話の時と違って、ちゃんと会話ができるのがすごい!母が実家にいるとき電話をしても、あまり話が通じなかったので(よく聞こえなかったから?)、もうそれだけでありがたい!リハビリをしていることなどを、ゆっくりだが話してくれる。あまり混み入った話はしなかったが、顔色もいいし穏やかな雰囲気、身なりもきれいにしていて、施設で丁寧に過ごしているのが十分伝わってきた。

 

以前は、母を実家で過ごさせたい一心だったが、24時間スタッフがいてくれるという安心感はこの上なく大きいと感じた。これもひとえに介護職員の方々が親身になって支えてくれているおかげ。感謝の気持ちを忘れず、自分も日々の生活をしっかりしていかなければ。

 

 

【今日のドイツ語】
「das Pflegeheim(ダス プフレーゲハイム)」

「介護施設」のこと。ドイツ人の友達いわく、ドイツでは、高額な介護施設が多いのだとか。介護施設ではないが、近所にある、プールが併設され介護スタッフが常駐する高齢者住宅の値段を聞いたら、とてもじゃないけど、支払える金額ではなかった!ドイツの人たちは、どれだけ老後の蓄えをしているのだろう。


ドイツ語とのふれあい度 ★★★☆☆

author:コッスィ〜, category:日常のこと, 00:00
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家に帰りたい

母が介護施設に入ることになった。

 

数年前から足を悪くしており、歩行器や車椅子を使ったり、這って歩いたりして、何とか一人暮らしをしていたが、腕の筋肉、足腰が年々衰え、自力で立つことができなくなってしまった。入院してリハビリして家に戻って、また入院してリハビリして…を何度か繰り返したが、今夏、熱中症で倒れ、いよいよ一人暮らしは厳しいとなったのだ。

 

もちろん、ヘルパーさんに毎日来てもらうなど、一人暮らしの道はいくつも模索した。しかし、体に力が入らないため、介助する人が2人はいないと身動きがとれない。とすると、とてもじゃないけど介護サービスではまかないきれない。妹は旦那さんの家に入っているし、私はドイツ…。もし妹か私が、母と同居できたとしても、1日中家にいられるわけではないので、いずれにせよ施設に入るという選択肢しかないのだが、やはりせつない。

 

ケアマネージャーさんと相談した上で決めたことだが、入院中の母に、介護施設に入居した方がいい、と告げることは、妹にとって相当辛かったと思う。実際母は、コロナ禍で面会できないのに、久々に面会できたと思ったら、そんな話を切り出され、とても動揺し、ショックを受けていたようだ。

 

しかし母は、自分の体のことも考えた上で、介護施設の入居を決めた。誰よりも家に帰りたいと思っていた母が、すんなりOKするなんて…。話がスムーズに進み、喜ぶべきことなのに、寂しさでいっぱいだ。もう家に帰っても、母はいないのだ。

 

妹はそんな複雑な思いを抱えながらも手続きを淡々と進める。退院日が決定。病院でPCR検査を受けたら、介護タクシーに乗って、そのまま介護施設に向かわなければならない。妹が母と会えるのは、病院で退院手続きするときのみ。せっかく退院するのに、ゆっくり話すことも、美味しいものを食べに行くことも、一緒に車に乗ることすらもできない。施設に入ったら、コロナ禍で自由に会うこともできなくなってしまうのに。

 

なるべくそれを考えないように、機械的に日々をこなしていく妹。病院に母の着替えを届けに行くと、ちょうど車椅子に乗った母を見ることができた。離れた場所から話しかける。耳の遠い母にはよく聞こえず、会話らしい会話はできなかったが、母は元気そうだった。髪を切ってもらいさっぱりしていた。そして少し泣いていた。

 

看護師さんに話を聞いた。母は、車椅子に座り、ベッドのサイドテーブルでコーヒーを飲みながら、私が送った、大人の塗り絵をやっているそうだ。ヨーロッパの建物を細かに描いた塗り絵は、どう考えても塗るのが大変そうだった。母はどんなふうに、どんな思いを抱きながら塗っているのだろうか。

 

いつもは気丈な妹が、今日の電話では、声がつまっていた。これから車で帰宅するという妹に「車の運転、気をつけるんだよ!」と檄を飛ばす。そして私は、仕事をしたり、病院の予約をとったり、子供の宿題をみたり、ご飯を作ったり、再びドイツの日常に戻る。

 

夜ご飯を食べて、食器を洗っているとき、ふと、母が、塗り絵をしているのを想像したら、可愛らしくて笑ってしまった。年をとって、動きがゆっくりになった母。少し動くとすぐ疲れてしまう。家でも、ちょっとの動作ですぐ汗をかいていたな。

 

妹が電話で言っていた。実家に行って1人でご飯を食べたけど、ちっともおいしくなかった、と。母が家にいるときは、様子を見るために毎日のように寄っていた。疲れて全然喋らないこともあったけど、母がそこにいる、それだけでよかったのだ。

 

そういえば母は、私がドイツから帰ってきても、思い出したように話すだけで、ひょうひょうと自分のことをしていたりする。孫もいるというのに、別の部屋で、枝豆をもいでいたり。母としては、私たちをもてなそうとして、そっちに頭がいっぱいで、今のうちにたくさん話しておこうとか、そういうことに気が回らなかったのだろう。あっさりしているなーと思えば、急に隣にいる孫に「なんでこんなに可愛いの!」と肩を揺さぶったり。表には出さないけど、きっと母の内では、嬉しさが渦を巻いていたんだろうな。私もワイワイ喋ったりしないが、母がのっそり何かをしている横で、寝っ転がってテレビを見たりしていると、子供のときに戻ったようで、何とも言えない安心感があった。ゆっくり時間が流れてるような、心地のいいひととき。

 

そんな実家での当たり前の光景がこれからはなくなってしまうんだ…。

 

今私が帰ったところで、できることは何もない。母が施設に行くことも変わりはない。でも今すぐにでも帰りたい。妹と「寂しいね」と言って、思いっきり一緒に泣きたい。

 

お母さんに会いたい。

 

 

今、お母さんに自分ができることを一生懸命考えよう。

author:コッスィ〜, category:日常のこと, 06:51
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きれいな石をとっていくだけのゲーム

 ボードゲーム大国といわれるドイツだが、ステイホームが叫ばれる昨今、さらにボードゲームの売れ行きが好調だという。一方、我が家では、「Hus」というSteinspiel(シュタインシュピール/石のゲーム)が盛り上がっている。

 

 

これは、2人で行う対戦ゲーム。折りたたみ式の木盤をぱかっと開くと、相手側と自分側に、それぞれ2列8つずつ穴が開いており、そこに石を2個(一部3個)ずつ入れたら準備完了。先行のプレイヤーは、自分側の好きな穴から石を取り、右か左好きな方向の穴に、次々1つずつ入れていく。石を入れ終わった穴に石があったら、それを全部とり、また次々と穴に1つずつ入れていく。相手側に面した列で、石が終わった場合、そこに向かい合う相手側の穴からも石をとることができる。最後の石を置いた穴が空だったら自分の番は終わり。今度は相手のターンとなる。これを繰り返し、相手側に面した列の8つの穴の石が全部なくなった人が負け。石をどこで終わらせればいいか考えるので計算力が鍛えられ、集中力や忍耐力も養われる…とあったが、これはかなり運に左右されるのでは? 

 

コロナ前、学校にコドモを迎えに行くと、よくHusをやっていて、連れ帰るタイミングを測れず、結局終わりまで見守るハメになっていたっけ。懐かしいなぁ。そんなこんなで、家族で対戦するのだが、何を隠そうこの私、勝った試しがない。計算力がないのか、運がないのか、さてどっち?(苦笑)

 

 

【今日のドイツ語】

「ein Einfaches und klares Spiel(アイン アインファッヘス ウントゥ クラーレス シュピール)」

小さな子供から大人まで楽しめる「ein Einfaches und klares Spiel(単純明快なゲーム)」。使用する石が、全部同じではなく、色や形が様々な半輝石なのもテンションあがる!


ドイツ語とのふれあい度 ★★★★☆

author:コッスィ〜, category:日常のこと, 20:53
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ロックダウン中のドイツ、学校が再開されて

 ロックダウン中のドイツだが、徐々に規制が緩和され、フランクフルトでは、先週より学校が再開となった。ただ、すぐ通常通りとはいかず、我が家の子供たちの場合は、クラスを2グループに分け、それぞれ隔日登校。小学生の息子は半日のみで、学童はなし(一部児童を除く)。ギムナジウムに通う娘は、課外授業がなし。授業は、体育を除いて全時間行うのだが、終日教室の窓は開けっ放し。学食は営業しているが、席に着くことができず、食べるのはなんと外…。子供は風の子というけど、この冬のさなか、かわいそうとしか言いようがない。ま、非常事態だから仕方ないか。。。

 

前回ロックダウンの学校再開の時は、物々しい雰囲気で緊張感漂っていたけど、今回は、すでに前例があるので、リラックスして初日を迎えることができた気がする。ちなみに息子の小学校で、前回と異なるのは、「登校時、校庭で集合せず、そのまま教室に入る」「飲食の時以外は終日マスク」という点。相変わらずクラスが交わらないようになっているし、細かいルールに加えて、先生方が子供達の様子をしっかり見てくれているので(咳をしていないか、具合が悪そうではないか等)、安心して学校に連れていくことができている。

 

規制の全面解除に向けて、また新たな対策を施していくのだろうけれど、安全に、楽しく、穏やかに勉強できる環境が整うといいな。そのためには一人一人の心がけも大事だけどね。

 

 

【今日のドイツ語】
「Corona-Pandemie(コロナ・パンデミー)」

ドイツ語協会が発表した「Wort des Jahres 2020(2020年の言葉)」で1位になったワードが、コロナ・パンデミックを意味する「Corona-Pandemie」。日本の2020年の「今年の漢字」は「密」だったが、ドイツ、日本にかかわらず、世界的にコロナ関連のワードにならざるをえないだろう。


ドイツ語とのふれあい度 ★★★☆☆

author:コッスィ〜, category:コドモ&ボウヤのこと, 00:00
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えぇ、濃厚接触!?

 11月2日からライトロックダウンに入っているドイツ。幼稚園や学校は閉鎖されないものの、飲食店がテイクアウト&デリバリーのみの営業、娯楽施設の閉鎖、マスク着用義務エリアの拡大、接触制限など様々な規制が出されている。当初は1ヶ月の予定だったが、感染者が減少しないことから期間の延長、そして昨日、メルケル首相の鬼気迫る演説にあったように、今後さらなる厳しい措置がとられる見通しだ。

 

そのような状況下、子供達は毎日登校。不安な気持ちはあるが、うがい手洗いの励行、マスク着用、定期的な換気、校内での接触者を最小限にする(時間差登下校、他クラスと交わらない)等、学校は様々な策を講じており、頑張りがみてとれる。家庭内でももちろんルールを厳守。そんな中、子供を遊ばせる約束をしていたママから、「ボウヤのクラスから感染者が出たって学校からメールが来たけど・・・!?」とのメッセージが。「うそっ!まさか!!!」。高鳴る鼓動を抑えつつメールチェックをしてもらうと、その通りだった。。。

 

保健所から自宅隔離の指示は出ていなかったものの、学校と保護者代表との話し合いで、1週間学級閉鎖になるとのこと。翌日早朝には、担任から各家庭に宿題が届けられ、その日の午前中、早速オンライン授業を実施。ボウヤはもちろん、先生やクラスメイトも皆元気そうで一安心。先生から生徒達へやんわりと状況が伝えられ、休み中の宿題の確認をし、ちょこっとドイツ語の授業を行った。あまりの事態に、親としてはアワアワしてしまったが、担任の先生が物々しい雰囲気もなく、普段のようなやりとりをしてくれたため、生徒たちも動揺することなく、すんなりホームスクーリングに移行できたように思う。

 

ただ今回迷ったのが、濃厚接触者の家族はどうしたらいいのかという点。まず我が家のお姉ちゃんは通学してもいいのか? 学校に問い合わせると、担任では判断がつかず校長先生に確認し、登校してもよいとの返事。そして私たち親は? ボウヤの学校に確認すると、保健所から何の指示もないですよ、とのこと。うーーん。感染者が出た旨を聞いたのは、発症後すでに5日は経っていたので、もしボウヤが移っていたとしたら、寝食を共にしている家族にも移ってる可能性大だと思うのだが。。結局、ボウヤも私たちも何の症状もなかったので、いつも通りの生活を送っていた。

 

あと一つ肝を冷やしたのが、学校からの知らせを受ける前日、別の学校の友達と遊んでいたこと。同じ学校の子なら同じシチュエーションなので、移るも移らないも一緒のようなものだが、普段遊んでいない子だと、もしボウヤが移っていた場合、移してしまう心配がある。公園で一緒に遊び、同じ袋菓子を食べていたので、もしかしたら!!!と焦ってすぐに親御さんへ連絡した。親御さんから温かい言葉をいただき、そしてボウヤも何でもなかったので、事なきを得たが、今後は、一緒に遊ぶにしても、マスクを着用したり、あまり触れないよう気をつけたり、お菓子を共有しない、そういった点に注意を払わなければいけない。

 

そんなこんなで自宅待機が完了し、再び学校に戻った。最初の数日は、授業中もマスクをつけていたそうだが、2日ほどで解除となり、通常のルールに(クラス内では外してもよい)。そういえば保健所から通知が来ていたが、PCR検査の受診については何の記載もなかった。地域により、シチュエーションにより、指示が異なるのだろう。それにしてもめまぐるしい日々だった。。これからロックダウンが強化され、感染者が減ることを祈るばかりだ。

 

 

【今日のドイツ語】

「Corona Regeln an Schulen(コロナ レーゲルン アン シューレン)」

「学校でのコロナのルール」のこと。ボウヤの学校では、他のクラスと接触しない、クラスごとに動線を変える、クラスを離れる時はマスクを着用など、わりと細かいルールが設定されているが、学校が違うとルールの基準も変わってくる。ボウヤの学校では初感染であったが、すでに複数の感染者が出ている学校もあるので、本当に気を引き締めねばと考えさせられた。


ドイツ語とのふれあい度 ★★★★☆

author:コッスィ〜, category:ボウヤのこと, 21:17
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学校がはじまった

 ロックダウンに入っていたドイツだが、ついに学校が再開された。一足先に先週から登校できるようになったコドモはマスク着用で学校へ。クラスは2つのグループに分けられ、一方は登校、もう一方はホームスクーリングで隔週ごとにスイッチする。マスクは自席についたら外してもオッケー。工作の時間、ソーシャルディスタンスを守れる風船の帽子を作成! 細長い風船を横にびよーんと取り付ていて、この風船にくっつくぐらい近づいちゃだめよ、ということらしい(苦笑)。

 

ボウヤは本日から。こちらもクラスが2グループになり、それぞれ週2回の短縮授業。登校時間も各クラス細かく分けられ、他クラスとかちあわないように、別の入り口、階段を利用するなど、動線が別に作られている。登校時間は、始業10分前を厳守。まず校庭でクラス担任の元に集合し、時間になったら1.5mの距離を保ちつつ教室へ移動。遅れてきた児童は、校門に待機している先生が、その都度クラスへ誘導する。休み時間、校庭でクラスごとに遊ぶエリアが決まっており、そこでしか遊べない(自分のクラスメイトとしか接触できない。学童も同じく)。送迎時、保護者は敷地内に入れないため、学校付近まで送り、帰りは、あらかじめ待ち合わせ場所を決めておき、そこで合流する。学校も児童も親も初めてのシチュエーションなので、緊張感が半端なく、全体に物々しい雰囲気が漂っている。

 

コロナの不安が拭えず、学校再開を手放しで喜べずにいたが、学校でしっかり対策を施してくれていて、ほっとした。電車で通うコドモも心配だったが、テレワークや不定期登校などのおかげで、乗客が少ないのが救い。この状況に慣れつつも、うがい手洗い、消毒などの予防も怠らないようにしなければ。

 

 

【今日のドイツ語】
「Bitte Abstand halten(ビッテ アップシュタント ハルテン)」

お店や公共機関などあらゆるところで目にするのが、「Bitte Abstand halten(距離を保ってください)」。基本的に1.5mが多いけれど、2mと指定しているところも。お店だと人数制限があるので、わりと守りやすいが、道ですれ違う時はなかなかに難しい。なので、対向者がいる場合、反対側の道路に渡ったり、それができない場合は、人が通り過ぎる方とは反対の方を向くようにしている。一見失礼なようだが、お互いのため!と思って、さりげなく実践。


ドイツ語とのふれあい度 ★★★☆☆

 

author:コッスィ〜, category:コドモ&ボウヤのこと, 00:00
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おうち時間のひまつぶし!?

 怒涛のおうち時間。さぞや子供たち退屈するだろうなと思ったが、きょうだいで宿題やったり、遊んだり、テレビ見たり、テラスで縄跳びしたり、チェスしたり、ケンカしたり…なかなか良い感じに満喫している。そして、コドモの"WhatsApp(ドイツで主流のメッセンジャーアプリ)"にも、友達からの楽しそうなメッセージがたくさんやってきているようだ。

 

「ママ!アナスタシアから面白いのが来たよ!『Zahnärzte ziehen mit Zangen Zähne im Zahnarztzimmer』だって〜!」

 

舌を噛みそうなドイツ語だなと思ったら、コレ、ドイツ語の早口言葉だった。「ツァーンエアツテ ツィーエン ミット ツァンゲン イム ツァーンアーツトゥツィンマー(歯医者さんが、歯科医院内で、ペンチで歯を抜く)」。ドイツ語不得手な私、ただでさえドイツ語発音きびしいのに、さらに難しい! でも、こんなのがスラスラ言えたら、ドイツ語できる人っぽくなりそう。と浅知恵が働いて、コドモやオットから、他の早口言葉も教えてもらった。

 

「Fischers Fritz fischt frische Fische. Frische Fische fischt Fischers Fritz!」

「フィッシャーズ フリッツ フィッシュト フリッシェ フィッシェ. フリッシェ フィッシェ フィッシュト フィッシャーズ フリッツ!(漁師のフリッツが、新鮮な魚を釣る。新鮮な魚を、漁師のフリッツが釣る!)」

 

「In Ulm und um Ulm und um Ulm herum!」

「イン ウルム ウントゥ ウム ウルム ウントゥ ウム ウルム ヘルム!(ウルム市内とウルム市の周り、そしてウルム市を一周!)」

 

「Im Katzenkasten kratzen katzen. Katzen kratzen im Kaztzenkasten!」

「イム カッツェンカステン クラッツェン カッツェン. カッツェン クラッツェン イム カッツェンカステン(ネコケースの中で、ネコが引っ掻く。ネコが、ネコケースの中で引っ掻く!)」

 

よし、これをスラスラ言えるように、毎朝毎晩練習するぞー。

 

 

【今日のドイツ語】

「der Zungenbrecher(デア ツンゲンブレッヒャー)」

「Zunge」は「舌」、「Brecher」は「粉砕機など、壊すもの」を意味しており、「舌を壊すもの」…すなわち「早口言葉」のこと。確かにこれをずっと言ってたら、舌がもつれて壊れそうだわ(笑)。


ドイツ語とのふれあい度 ★★★★☆

author:コッスィ〜, category:ドイツ語のこと, 00:00
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